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カリグラフィーと、なんちゃらかちゃら。
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ミッチェルペンのリザーバー
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カリグラフィーを始めて間もない生徒さんから
質問を受けました。

アシェットの『THE ART OF Calligraphy 』創刊号を買って
付録のペン先を使おうとしたけれど、
「インクどめをどう付ければいいのか、よくわからない」と。


 こちらがその、インクどめ。
 スリップ・オン・リザーバー
 またはレゼボアとも呼ばれています。


使ったことのある方にとっては何でもないことですが、
余りなじみのない方のために書いておきますと……。

イギリス製ミッチェル(William Mitchell)のペン先専用のインクどめで、
これを使うと、インクは途切れず滑らかに流れ出てくれます。
slip-onの名前のとおり、ペン先に滑らせて装着するのです。

スピードボールやプラウゼのペンと違い、
ペン先本体の“裏側に”付けます。
こんな感じ。
     ↓



大切なのは、
本体のペン先から離れては意味がないということ。
 ←×

 ←○

ろうとのように、インクを引いてくる役目ですから、
本体にくっついて(触れて)いないとね。

だから、付ける前に
ちょこっと上に折り曲げておくといいです。

しかし!
本体のペン先にちゃんと触れているのに、
インクの出が悪い場合がたまにあったりで……。

そのときは、上に折り曲げ過ぎていないか、
疑ってみてください。

じつは、よくあるんですよね、それ。顔汗

ほんのちょっと曲げ過ぎただけで、
ペン先の中心にある切れ目を
わずかに上に押しやってしまってるという。
(見えるか、見えないかの程度だから、わかりづらい)

このへんの微妙な調整は、
もし教室に通われている方であれば
教わっている講師の方に見てもらわれるといいかも。
きっと、うまく調節してくださることでしょう。

んで、それでもまだインクが出にくいようならば……。
ペン先に塗られている、さび防止の油が
きっちり取れていない可能性があります。

ライターやコンロの火で2、3秒焼くか、
もしくは、消毒用エタノールを含ませた布やティッシュで
ふいてみてください。
アルコール濃度の高いお酒でもOKですよ〜。


| 木作輝代(きさくてるよ) | ■カリグラフィー | 11:29 | comments(0) |









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