![]() 2013.03.02 Saturday
羽ペン
映画「Quills」のDVDジャケット上あたり。
タイトルの肩に、羽ペンのイラストが添えられています。 ![]() 世間一般には、これがまさに羽ペンの姿でしょう。 でも、実際に羽ペンを作り、 使ってみたことのある人ならば、 「違うやろ〜っ」と、ツッコミ入れたくなりますよね? カリグラファーがペンとして使うのは、こんな、 きれいなままの羽ペンではないゾと。 文字を書くとき、手にモソモソ触れないように、 もっとすっきりと、大胆にカットするんだゾと。 残念ながら、ビジュアルは 驚くほど貧相になってしまうわけですが。(笑) ちなみに、アメリカ人カリグラファー、 トーマス・イングマイア(Thomas Ingmire)さんが 1997年来日の際に贈ってくれた羽ペンは、 こんな感じです。 ↓ ■■ ![]() ![]() (先はこんなふう) (横から見ると) 映画の中では、さすがに (いや、当然といえば当然か) このすっきりスタイルの羽ペンが 使われていました。 気になったのは……。 あっ、これを最初に言いたかったんだった。 前置きが長くなってすいません ![]() 気になったのは、 映画に登場する羽ペンが なぜか意外なほど、全体に長かったんです。 どなたか、この理由をわかる方いらっしゃいませんか? ガチョウではなく白鳥の羽なら、 または、もっとほかの鳥の羽なら、 あのくらいの長さになるのかな……。 (それとも、長いと感じたのは気のせいか?) じつは、はっきり思い出せないでいます。 そうそう、黒い羽ペンもあったかと。 自分で確認したいけれど、 もう一度映画を見返す気になれず。 インクを権力者によって取り上げられたサド侯爵が、 自分の指を切り、血で文字を書いたりするんですもん。 もっと残酷なシーンもたくさんあり。 ![]() DVDが出ているので、 レンタル屋さんにも置かれているはず。 気になる方はチェックしてみてくだされ〜。 ヒロインは「タイタニック」のヒロインでもある、 あの女優さん。 ![]() |